漁村に行く〜PuebloViejoとTasajera編〜
Cienaga Grandeの河口に位置する、
PuebloViejoとTasajeraをご紹介♪
ポイントの場所はPuebloViejo。Tasajeraはここから西へ5km程。
このCienagaGrandeは、Magdalena川の下流域の湾になっている場所で、
水上生活をしている人もいるのだけれども、その話はまた別の機会にて。
どちらも産業は、漁業以外は難しいだろうな、というのが初見の感想。
農業をする程の土地はないし、
観光業をするには、周囲の町には劣るし整備へのステップが大きすぎる。
むしろ、海水域・汽水域両方の漁業ができるのは大きな強みなのかな。
このPuebloViejoとtasajera。
どちらとも沿岸小規模漁業なのだけれども、圧倒的にPuebloViejoの方が小規模。
PuebloViejoでの漁船の大半は木造船で、二人体制の操業が主。
特定魚種の漁も行えていない様子。この日の漁獲物は村内の住民へ販売。
Tasajeraの漁船。船外機も付いている漁船が大半。
この漁船ではフエダイ狙い。フエダイ類は相当な高級魚。
仲買人に買われていきました。仲買人との関係は後ほど!
両者の距離は5km程しか離れていないのに、
なんでここまで違うのか、案内人に尋ねたら、
Tasajeraの方は、政府等の行政やNGOのプロジェクトが昔から入っており、
組織化、漁船や漁具の援助(無償・有償援助なのか、融資補助等なのか不明。)があったとのこと。
この、”組織化”、とても興味深いなと思い、
具体的に聞いてみたけれども、詳しくは知らないようだったので、
知っている人探し&現地通い詰め作戦を決行しなければです。
そして、漁法、漁具のことをもっと知りたいと、
今更ながら日本から持ってきた漁法や漁業技術の本を引っ張り出し。
提供していただいた先生方に感謝。
あー、水産業って面白い。