ボゴタのグラフィックアート
ボゴタでの観光名所の一つが、グラフィックアート。
旧市街地区はもちろん、ボゴタの街を散策していると、
目を見張るアートがたくさんあります。
そこで、グラフィックアートのことを深く知るためにツアーに参加。
Bogota Graffiti Tour - The Official Graffiti Tour in Bogota
三時間近く、じっくりと解説してくれる良ツアーです。
長年暴力に支配されてきた人々が、平和や自由を求める表現として。
行き過ぎた資本主義社会への反論の表現として。
公に表現する機会の少ない、自身の才能を表現するためとして。
グラフィックアートの成り立ちや、一つ一つの作品の背景を知ると、
コロンビアひいては南米の歴史や社会問題が、身近に迫ってきます。
そして、面白いなーと思うのが、
コロンビア出身だけでなく、
メキシコ、ペルー、エクアドル、オーストラリア、
と世界各地のアーティストが、ここボゴタの壁に表現しているということ。
アーティスト同士が刺激を受け合い、より多様な表現へと繋がるようです。
【メキシコ人の作品】
【左:ペルー人の作品 右:コロンビア人の作品】
古い作品や有名な作品が、
工事や建替の影響で無くなることがままありつつも、
新しい作品も次々と生まれているとのことなので、
日々変化し、進化するグラフィックアートから目が離せません。