漁村に行く〜Taganga編〜
今回は、SantaMartaを代表する漁師町、Tagangaをご紹介♪
市内中心部からバスで20〜30分と好立地で、
お隣にはTayrona国立公園がることからも、SantaMartaの一大観光地です。
配属先の大学からもまあまあ近いこともあり、私も週に2〜3回通っている漁村です。
バスで向かう時に見えるTaganga内湾
漁業も地引網を中心に、刺し網、釣り、延縄、カゴ、銛(禁止されてるけど)、、、と多様で、
漁獲もヒラアジ、ギンガメ系、フエダイ類、ハタ、カンパチ、ヒラマサ、カマス類、カツオ類、イワシ類、とワクワクする漁獲が沢山。
鮮度を無視した魚への放置感に、シガテラ毒が気になるところではあるけれど。
刺し網の修繕中。干されてるフエダイが気に毒。
市内から近いこと、観光客が多いこと、これまでも政府や様々な援助機関がこの地で活動してきたとのことから、
漁業者も比較的裕福なのかな〜と想像したけれど、
他の漁村と同様に、買付人との結びつきは強く、
特に資金援助を受けている漁業者は買い叩かれている状態。
また、ここTagangaの漁業者間では、
原住民を祖先とするグループとそうではないグループとの対立。
Tayrona国立公園での操業が禁止となったことから、観光業との対立。
禁止区域で操業する者や禁止漁具で操業する者と、法令に遵守している者との対立。
政府やコロンビア水産庁に反目するグループの存在。
と、なかなか濃い人間関係があり、未だに全容を把握できていない状態です。
目下の課題が、この人間関係を把握することだな。
と、つらつらと書いたけれども、活気があるTagangaが大好きなので、
この先20年、50年、100年先も
魅力満載な地であるために、できることを模索中!
買付人、レストラン、消費者、観光客、と色んな人が帰港を待ち構え。
大好きな夕焼け。